大工さん・・・その2

先日、大工さんの数が減ってきて将来新築等が出来なく

なることもあるかも・・・といった記事を書きましたが

先日、比較的若い大工さんといろんな話をする機会が

ありました。

将来の仕事の事、やりがいの事、後継者(弟子)のことな

ど・・・でも大工の数が減ってきたのは結局は責任や大変さ

の割には賃金が低い事。弊社も大工さんに賃金を払って仕事

をやってもらってる以上言いにくい(話題に上げにくい)こと

なのですが。そりゃそうだよね・・・今の時代「やりがい」

「誇り」だけでは食っていけないし、まして妻や子どもも養わ

ないといけないし、綺麗ごとだけではやってはいけないです。

 

ただ・・

やみくもに賃金を上げてしまうと、工務店の経営も圧迫しする

し、単純に価格へ転嫁させてしまうとお客様の負担も増えるし・・

当然 安い方へお客さんは流れていくし・・

賃金の問題はなにも大工さんに限ったことではありませんが

業界全体で考えていかないと難しい問題です。

とりあえず弊社が出来ることと言えば・・・

前回でも話ましたように、効率化、合理化、あとは「やりがい」

「誇り」しかないんです。「やりがい」「誇り」では飯は食えま

せんがでも職人さんには心の片隅にもってもらいたいです。

あまりうまくいえませんが、職人や専門職種としての「心意気」

もってもらいたいです。もってもらえるような会社(現場)にした

いです

なんかまとまりのない話になりましたが、近年「時短」「働き方改革」

「週休二日」とか建設業でも言葉としては浸透してきました。

(実践は??)

でも「誇り」や職人の持ってる「技」とは少し違う場所にあるような

がして・・・「技」を持っていない人に限って「働き方改革!!」とか

誇らしげ言ってるような・・・(あくまで個人的意見ですが)

 

余談ですが「働き方改革」とかは例えば、以前残業などでやっていた仕

事量を定時で終わらせるようにするということであって、一日分の仕事

量も終わってないのに定時で終わる  ことではないと思います(間違っ

ています??)

最近メーカーさんで勘違いしてる方を多く見かけますので・・・・

(17時以降は電話つながりにくくなりましたね・・・ )

植園